Club Challenge Events 2007 - Ferrrai Trophy Rd.1 FISCO

　決勝のスタート時間は、午後の4時・・・。3時から雨天という天気予報のなか「Ferrari Trofhy」の第1戦が開幕しました。
　かろうじてドライで行われた予選、360challengeクラスはYUNBOがクラス1位、また360challengeで初参戦かつ初のFISCO走行となったDINGがクラス2位という好結果を叩き出しました。
　360N-GTでCompetizioneクラスに参戦したrollsはクラス3位。
　AKAUMAはF355challengeクラス3位で、TAROUKAJYAはストラダーレクラス4位となりました。

　予選終了直後、空を見上げると雨雲が接近しパラパラと雨が降り出しました。各車レインタイヤを準備し、レインコンディションの決勝に備えます。なかには次戦に備え、ウェットコンディションでは走行せずに車輌を温存することを選択するドライバーもおり、天候同様に不安定な精神状態のなか、待ち時間を過ごします。

　決勝時間まであと30分というところで奇跡的に雨が止み始め、路面も乾き始めました。これまでの不安定な精神状態から開放されたドライバーたちは、ドライコンディションの準備を晴れた気持ちで一斉に始めます。
　雨雲の切れ目と決勝時間が重なり運良くスタートした「Ferrari Trofhy」の第1戦。
　心配されたスタート直後の混乱も、各ドライバーの危機意識の高さからそのリスクが上手に回避され、順位か安定し始めるころには各コーナーで激しいデットヒートが始まりました。同じクラスの車輌は抜きつ抜かれつの攻防、異なるクラスの車輌では譲り合いが行われるなど、危険回避に努めるドライバーの姿が目立ちました。しかし、このように事故が無かったという結果は素晴らしいことですが、ドライバーの危機意識に頼ったレース運営とも言え、主催者サイドも更に危機管理に努める義務があるということだけは付け加えておく必要があるでしょう。
　激しい攻防が行われた360challengeクラスでは、まずはYUNBOが順当に1位を確保しながら走行していたものの、レース終盤にガス欠によるペースダウンを余儀なくされ順位を落とすことに・・・。F355challengeクラスでは、クラス3位のAKAUMAがスタート直後の混乱で順位を上げ、そのままゴールしました。また、YUNBO・TAROUKAJYA両名とも一定のタイムで周回を重ね無事にゴール・・・。第1戦は、大きな混乱もなく無事終了しました。

　次回は、Cornesイベントでの第2戦です。華やかな雰囲気のなか盛大に行われるであろうイベントでお会いしましょう。

順位	ドライバー	車種
②	DING	360challenge
③	YUNBO	360challenge